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【ベルギー王国】据置:AAA/安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17I0072J

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Academic year: 2018

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https://www.jcr.co.jp/

1 7 - I- 0 0 7 2

2 0 1 8年 3 月 2 日

株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

ベルギー王国

(証券コード:-)

【据置】

外貨建長期発行体格付 AAA

格付の見通し 安定的

自国通貨建長期発行体格付 AAA

格付の見通し 安定的

■格付事由

(1) 格付は、政府債務は高水準ながら、高度に発展した経済基盤や対外純債権国としての堅固な対外ポジシ

ョンを評価している。格付の見通しは安定的である。内需を中心とする緩やかな経済成長が続いており、 財政健全化も図られてきている。先行きも経済成長の下、慎重な政策運営によって財政赤字が抑制され

るとともに、政府債務/GDP比は低下していくとみている。

(2) 経済規模は小さいが、輸出志向の強い多様化した経済基盤を有し、一人当たり GDP(購買力平価)は約

45,000 米ドルと高い水準に達する。家計部門が潤沢な金融資産を保有するほか、対外純資産は EU 内で も大きいGDP比50%超にのぼっている。ミシェル政権は競争力の改善や雇用促進に向けた構造改革を進

めており、一定の成果を挙げている。主要輸出先である EU 経済が成長する中、こうした政策の下で経

済は緩やかに成長を続けている。17 年の実質 GDP 成長率は主に個人消費や投資など内需の寄与により

1.7%(16 年:1.5%)になったとみられる。18~19 年も外部環境に大きな変化がなければおおむね同程 度の成長が続く見通しである。

(3) 銀行部門では依然として大手 2 行が公的資金による資本注入を受けた状況にあるが、全体ではリスク資

産の圧縮や不良資産の処理を通じたリストラが進み、財務も改善している。金融機関の債務保証にかか る政府の偶発債務は縮小しており、財政負担を回避するための銀行破綻処理制度も整備されている。

(4) 政府は歳入に中立的な形で労働課税から間接税へのシフトを進めながら、公務員給与や社会保障費など

の歳出抑制策を講じ財政健全化に取り組んでいる。こうした慎重な政策運営や経済成長に伴う税収増、 さ ら に は 利 払 い 費 の 減 少 に よ り 、 財 政 赤 字 の 抑 制 が 図 ら れ て き て い る 。17 年 の 一 般 政 府 財 政 赤 字

(ESA2010)は16年のGDP比2.5%から同1.0%程度まで縮小した模様である。一般政府債務/GDP比は

高いものの、財政赤字が抑制される中ですでにピークアウトしている。同比率は 17 年末には 103%前後

(16 年末:105.7%)になったとみられ、今後も低下を続ける見通しである。利払い費/歳入比率が 5%

程度まで低下するなど債務返済負担も軽減してきている。また、平均償還期間の長期化など債務構造も 改善している。

(担当)内藤 寿彦・佐伯 春奈

■格付対象

発行体:ベルギー王国(Kingdom of Belgium)

【据置】

対象 格付 見通し

外貨建長期発行体格付 AAA 安定的

(2)

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https://www.jcr.co.jp/

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2018年2月27日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:増田 篤

主任格付アナリスト:内藤 寿彦

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014年1月6日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に、

「ソブリン・準ソブリンの信用格付方法」(2014年11月7日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) ベルギー王国(Kingdom of Belgium)

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCR の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCR が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・格付関係者が公表した経済・財政運営方針などに関する資料および説明

・経済・財政動向などに関し中立的な機関が公表した統計・報告

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

JCR は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

発行体または中立的な機関による対外公表という、当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情

報として利用した。

9. 非依頼格付について:

本件信用格付は格付関係者からの依頼に基づかない信用格付である。国に対する信用格付である場合を除き、依

頼に基づく格付と区別するため格付記号の後に「p」を表示している。格付関係者からは、信用評価に重要な影響を及

ぼす非公表情報を入手していない。

10.JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、 的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、 金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因 のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として 発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NRSRO 登録状況

JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■本件に関するお問い合わせ先

参照

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